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鉄鋼大手メチェルが8月にエリガ鉱床の石炭を初出荷

 鉄鋼大手メチェルが、8月にサハ共和国南東部に位置するエリガ鉱床の石炭の初出荷を予定している。8月11日付でコメルサント紙が伝えた。
 エリガ鉱床は極東最大級の石炭鉱床で、確認されている石炭の埋蔵量は21億d。この鉱床の大々的な開発のためには、ウラク(アムール州)とエリガを結ぶ全長322kmの鉄道支線の建設が不可欠で、2000年に敷設工事が始められた。現在、この鉄道は未完成のため、8月に初出荷される石炭は、鉄道の敷設が完了している地点まで自動車輸送される予定。メチェルは、2011年末には鉄道が完成すると発表している。メチェルの関連会社である有限責任会社メチェル・トランス・ボストークによると、今年は25万dの石炭が鉄道で輸送される予定。(後略)

(週刊ボストーク通信909号より)




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