沿海地方トロイツァ港(旧ザルビノ港)経由でモスクワ方面へ鉄道輸送するため、スバルの自動車が初めて日本からトロイツァ港に到着し、鉄道輸送を担当する公開型株式会社レールトランスアフト(RTA)のザルビノ支社による作業が行なわれた。7月18日付でゾロトイ・ログ紙が伝えた。
7月の初め、船舶BECKY号にて300台のスバルの新車がトロイツァ港に到着。既に日本のマツダと韓国・現代の自動車がトロイツァ港からシベリア鉄道でモスクワ方面へ輸送されているが(本誌877号、902号に関連記事)、これと同じように、スバルの自動車もRTA社の貨車でモスクワ方面へと鉄道輸送される。
輸入完成車の輸送にこのルートを利用する場合、ロシア国内での鉄道輸送料金の35％がロシア政府から補助される。(後略)
（週刊ボストーク通信906号より)
