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中国BAWがウリヤノフスクに合弁の商用車生産工場を建設

 7月19日、ウリヤノフスク市(沿ボルガ連邦管区ウリヤノフスク州)で中国の商用車大手BAIC(北京汽車集団)とロシアのバウ・モーター・コーポレーション社が、同市に合弁の自動車生産会社を設立する合意書に署名し、生産工場の起工式が行なわれた。同日付でウリヤノフスク州政府プレスリリースが伝えた。
 バウ・モータース・コーポレーション社は、ウリヤノフスク州の総合企業ホールディング「AMSグループ」傘下のAMSアフトによって2006年に設立され、BAWブランド車のロシアでの独占ディストリビュータとなった。2008年からは同市でBAW車の組立も行なっており、現在ではバス(定員38人)とトラック(積載量4d、1.3d、0.99d)を生産している。
 今回の合意により設立される合弁会社BAW-RUS Motor Corporationでは、小型・中型のバス、オフロード車、ミニバン、積載量0.99〜8dのトラックが生産される。フル稼働する2015年には年産4万台、生産現地化率70%となる予定(現在は5%)。投資金額は50億ルーブル以上。バウ・モータース・コーポレーション広報部のフョードロワ氏によれば、生産台数の25%はオフロード車のBAW007及びB40になるという。(後略)

(週刊ボストーク通信906号より)




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