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JBICがズベルバンクに80億円の輸出用融資枠を設定

  国際協力銀行(JBIC)がロシアの商銀最大手ズベルバンクに、日本企業がロシアへ機械設備等を輸出する際の融資枠80億円相当を設定した。両社の契約調印を6月30日付でJBICプレスリリースが伝えた。
 これは三井住友銀行、みずほコーポレート銀行及び三菱東京UFJ銀行との協調融資。円または米ドル建てで中長期資金が供与され、ロシアの輸入会社がズベルバンクを通してこれを利用することができる。JBICとズベルバンクでは、特に資源分野関連の機械設備の輸出に展望があると期待している。JBICは2004年にもズベルバンクに輸出用融資枠を与えた実績がある。
  本誌編集部がJBICに問い合わせたところ、2004年に関しても今回に関しても、枠の設定期間や金利等の条件は開示していないとのことで、融資先に関しては、事業規模などによる制限は設けておらず、取引先の既存・新規を問わず問い合わせを受け付けるとのことだった。 (6/30)


(週刊ボストーク通信904号より)




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