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5月単月ではロシアは三菱自動車の世界最大の市場に

 三菱自動車のロシアでの販売代理店ロルフ・インポートによると、今年5月の三菱ブランド車の販売台数では、ロシアがアメリカを抜いて世界1位となった。6月7日付のロルフ・インポート社プレスリリースが伝えた。
  同社は5月、公式ディーラー網(73都市に101協力会社)を通じて7619台の売上を記録した。これは前年同月比124%増(6月7日付コメルサント紙)。内訳では、オフロード車パジェロIVが1175台、ピックアップトラックL200が809台、中型オフロード車パジェロ・スポーツが770台で、特に好調だった。こうした販売実績により、年初から5ヶ月間で三菱ブランド車の売上は既に2万9497台に達し、前年同期比の163%増となっている。
  一方、日本では震災の影響で5月の売上は18%減だった。アメリカでは59%増で、2008年以来最高の伸びとなった。アメリカは昨年に5万5700台の販売を記録し、No.1市場となった。
 三菱自動車では、震災後も65%増の7万5000台というロシアでの販売目標を変更していない。日本にある工場の被害も他社と比べ小さかった。
 また、三菱自動車が2009年に量産を開始した電気自動車i-MiEVが、ロシアでは6月に発売されることが明らかになった(6月10日付ロルフ・インポート社プレスリリース)。i-MiEVは昨年世界で9000台が販売されたが、ロシアでの売上は未知数だ。(後略)

(週刊ボストーク通信900号より抜粋)




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