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沿海地方の差し押さえ日本車、57台中27台は除染不要

 放射線量が基準値を上回ったとして税関で差し押さえられ隔離された日本車は、4月22日現在、ウラジオストクで49台、ナホトカで8台の合計57台となっているが、専門機関の検査により、このうち27台は除染をせずに通関できることが明らかになった。4月22日付で連邦消費者権利・福祉分野監督庁(ロスポトレブナドゾル)沿海地方支部プレスリリースが伝えた。
  57台のうち49台については本誌893号で報じたが、その後、4月18〜20日にナホトカ港で新たに8台が差し押さえられた。ロスポトレブナドゾル沿海地方支部によれば、差し押さえた自動車に関しては沿海地方衛生検疫センターが検査を行ない、ウラジオストクの28台とナホトカの2台は衛生規則基準2.6.1.2523-09「放射能安全基準(NRB-99/2009)」の規定値を超えるとして、除染が必要との判断が下された。その他の27台については、今回の検査時には高い放射線量は検出されず、除染不要となった。(後略)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信894号より抜粋)




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