JSNトップページ > ニュース記事

最新ニュース

ウラジオストクで中古車から放射線が検出される

 ウラジオストクに輸入のために日本から持ち込まれた複数の中古自動車から基準値を上回る放射線が検出された。4月7日付でノーボスチ通信が伝えた。
  4月5日付Prima Mediaによると、ウラジオストクでは日本から搬入される中古車から検出される放射線量が、健康に被害は与えないが通常より大きいため、通関手続きを行なう前に数値を下げるために水を浴びせる作業が行なわれていた。しかし同日付極東税関プレスリリースによれば、新潟から入港した運搬船Yeruslanで搬入された2台の中古乗用車と1台のフォークリフトの複数の箇所から通常の値を上回る放射線が検出され、通関手続きが止められた。また、4月6日には運搬船LIGULAOにより搬入された中古乗用車も基準値を上回る放射線のため通関差し止めとなった(4月5・6日付連邦消費者保護・福利監督局沿海地方支部プレスリリース)。どちらも健康に被害を与えるほどの数値ではないようだが(通常の3〜6倍など)、これらの自動車は隔離されて処置待ちとなった。(後略)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信892号より抜粋)




page top