JSNトップページ > ニュース記事

最新ニュース

極東では日本車が値上がりと欠品の懸念

  東日本大震災の影響を受けて値上がりが始まった極東の中古日本車市場だが、市場関係者らはこのまま価格の高止まりが続くことを懸念している。3月22日付でPrima Mediaが伝えた。
 ウラジオストクの中古車市場グリーンコーナーのあるディーラーは、震災以来日本での仕入価格が全く別の水準に変わってしまい、“おまけ”をつけてくれることもなくなったという。日本では車検は4月に更新されることが多く、その際に更新せずに車を買い替える人も多いため、今後も製品のオファーは期待できる。しかしHonda PartnerがこれまでのToyota Corollaの価格まで値上がりするようでは、買い手は多くは見つからず、代わりに需要は韓国車に移る可能性があるという。
 新車に関しては震災後に売上が伸びている。三菱の公式ディーラーである有限責任会社パシフィック・アフト(ウラジオストク)の担当者は「現在は在庫が払底してしまった。顧客はわが社のブランドの全てのモデルに関心を示している」と語る。(後略)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信890号より抜粋)




page top