ロシア連邦観光局のデータによると、2010年の第1〜第3四半期に観光目的で海外旅行をしたロシア人の数は978万5811人で、2009年の730万2166人と比較して34%増と大きく伸びた。また、2010年の同期にロシアへ観光に来た外国人の数も2%とわずかではあるが増加した(表1)。3月3日付でtourinfo.ruが伝えた。
表1:ロシアからの海外旅行者数およびロシアへの外国人旅行者数
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2009年第1〜 |
2010年第1〜 |
増減(%) |
ロシアからの観光目的の |
7,302,166 |
9,785,811 |
+34 |
ロシアへの観光目的の |
1,776,511 |
1,807,086 |
+2 |
2010年の第1〜第3四半期にロシアからの観光目的での渡航先として人気があった国は表2の通り。その他、キューバ(前年同期比58%増)、キプロス(54%増)、ラトビア(53%増)、チュニジア(49%増)、リトアニア(47%増)、イスラエル(40%増)なども大きく渡航者数を増やした。(後略)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信887号より抜粋)