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日本の商社がモンゴルの石炭をシベリア経由でアジアへ輸出の意向

 住友商事とモンゴルのEnergy Resources LLCが、モンゴルの石炭をシベリア鉄道経由でロシア極東から日本を含むアジア太平洋諸国に輸出する可能性を検討している。2011年上半期末には1万〜1万5000d以上が試験輸送される見込み。2月14日付で極東鉄道(ロシア鉄道の極東支部)プレスリリースが伝えた。
 これはウラジオストクで住友商事、Energy Resources社、極東鉄道の代表者が協議したもの。Energy Resources社のエフトゥフシン副会長によれば、今年上半期末にはシベリア鉄道経由の試験輸送を行なう予定で、1万〜1万5000d以上の石炭がロシア沿海地方南部の港からアジア太平洋諸国へ輸出される計画となっている。将来的にはこのルートで年間100万d以上を輸送することもありえるという。(後略)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信885号より抜粋)




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