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ハバロフスク知事が自動車工場誘致の意向を表明

 ハバロフスク地方は自動車の組立生産工場を誘致する意向である。しかも、同地方が一番望んでいるのは日本のメーカーの誘致だという。1月27日付でPrima Mediaが伝えた。
 これは同地方のシポルト知事がベドモスチ紙のインタビューのなかで語ったもの。「ウラジオストクに建設されたSollersの工場のような計画はハバロフスク地方にはなかったのか?」という質問に対し、シポルト知事は同地方に自動車工場を誘致する用意があり、同地方の人材資源のポテンシャルは高いと答えている。同知事によると、ハバロフスク地方での自動車工場建設に関するオファーがいくつかあったが、全て断ったという。シポルト知事は「ハバロフスク地方の住民は日本の優れた右ハンドル車から質の悪い左ハンドル車には乗り換えない。優れた左ハンドル車、つまり日本車をつくらなければならない。ハバロフスク地方の住民は日本車より質の劣る車には乗らない。日本企業とともに素晴らしい工場を建てることになると思う」と説明している。シポルト知事は具体的な企業名は挙げておらず、今のところは単なる希望のようにも思われる。沿海地方のダリキン知事も最近、同地方内にマツダの工場を建設する意向について表明したが、マツダ側はそれについてコメントを控えている(本誌881号に関連記事)。(1/27)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信882号より抜粋)




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